岐阜県の「ぎふの田舎応援隊」という制度をご存知ですか?
登録いただいたボランティアの方々に農に関する各種作業をお願いして助けていただく制度です。
昨年度から始まったこの制度、坂折棚田は去年・今年と棚田の石積みの草取り作業をお願いしました。
本来、石積みだけでは生えないはずの雑草。大雨や機械作業、老朽化などで田んぼの土が流れ、石積みの間に土が溜まって草が生える状態になってしまっています。
放置しておくと、根が石積みの間に張って石と石の間が更に開いてしまい、土がどんどん流れ込み、石積みが崩れる原因になることもあるのだとか。
対処した方がよいと分かっていても、田んぼの持ち主の方々はお米を作る作業だけでも手一杯。田んぼの畔の草取りでさえ大変です。石積みの管理まではなかなか手が回りません。
そこで田舎応援隊の方々の出番!10/25と11/11の2日、丁寧に草を採っていただきました。
草がなかったら、こんなにきれいに石が見えるのね!とちょっと驚くくらい、石積みが美しく見えるようになりました。
(同じ場所ではないので、ビフォーアフターではありません。)
坂折棚田全体で、田んぼの数は360個。石積みの場所だらけです。来年もお願いすると思いますので、お時間があり、体力の余っている方いらっしゃいましたら、ご参加お待ちしております。
ぎふの田舎応援隊の募集チラシはこちらです。
お1人で参加される方、お友達同士やご家族で参加される方、大学生のグループやお仕事を引退して体力とお時間のある年代の方まで、色々な方々が参加されています。作業しながら他の参加者や地元の方々と話をするのも、住む地域・年齢・性別を超えたコミュニケーションも楽しいですよ。
坂折棚田だけでなく、他の地方・団体さんの活動にも参加して、岐阜県の農業を是非支えていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。